就労継続支援の必要性

就労継続支援 就労継続支援

管理人は、昔は
就労継続支援事業者を嫌っていました。


今でも
お金儲けのためだけに 障がい者を集めて
訓練等給付費 を受給することだけを考えている事業者は嫌いです。



『B型事業を開設して 利用者に農業を手伝ってもらう。
報酬として1日200円くらい払う。』
と得意気に私にアピールしてきた事業主がかつていました。

重い荷物を持たせて
体疲れて、汚れて、1日200円?
これの何処が 就労支援なの?
指示だけして、力仕事をしない健常者が 月20万円の給料で採用されているのに?

それが 私が就労支援事業者を嫌いな1つの理由でした。



 最近も
就労支援事業所に 無理やり配置転換され、一方的に解雇通知された労働者から
相談がありました。


 この件は、会社側に自称優秀な社労士・行政書士が顧問で付いていました。
解雇通知しておきながら、「辞めたいなら退職届を出すのが常識だ」と連絡してきましたので
「不当解雇」と争って、最終的に 解決金を支払わせることに成功しましたので、
労働者を救うことはできたのですが、
金儲け主義の社労士と事業主がグルになったら、素人なら反論できない
と危機感を覚えました。


 そんな管理人でしたが、

2024年法改正により
就労継続支援A型事業のみで黒字化できていない事業所は、
国から受け取れる給付金(基本報酬)が減少されるため、
経営できないことが想定される ようになってから
就労継続支援A型事業所 の開設・運営支援だけは手伝うようにしました。


 なぜなら、
 就労継続支援A型事業のみで黒字化できている事業者で働く障がい者は、
健常者と同じ最低賃金が支払われなければならない からです



 もっと言うと、
 就労継続支援A型事業のみで黒字化できている事業者は、
助成金・補助金ビジネスで、自分だけが儲けようとしているのではなく、

障がい者を健常者と同様に扱って、雇用機会も提供している と思えたのです



 障がい者雇用促進につながるなら 管理人に何かできることは無いか?
と思って、当事務所は
 就労継続支援A型事業 開設 実務経験者 を採用することにしました