採用前に
姓を聞くこと、住所を聞くこと、家族構成を聞くことは
公正な採用選考の基本 というものにより、
望ましくないようだ。

引用元:厚生労働省 採用選考時の基本的な考え方・公正な採用選考の基本
応募者の基本的人権の尊重
採用選考を行うに当たっては、何よりも「人を人としてみる」人間尊重の精神、すなわち、応募者の基本的人権を尊重することが重要です。
日本国憲法(第22 条)は、基本的人権の一つとして全ての人に「職業選択の自由」を保障しています。
一方、雇用主にも、採用方針・採用基準・採否の決定など、「採用の自由」が認められています。
しかし、「採用の自由」は、応募者の基本的人権を侵してまで認められているわけではありません。
管理人が 地元ハローワークや地元労働局、厚生労働省本省に電話で問い合わせても
未だに 納得のいく説明は受けていないのだが。
採用前に
姓を聞くこと、住所を聞くこと、家族構成を聞くことは
応募者の基本的人権を侵すほどの行為 と扱われている様だ。
更に、
東京の通報システム というホームページによると
『違反の事実がある場合はハローワークが企業への是正・指導をします。
企業が是正・指導に応じない場合は改善命令を出します。
改善命令に従わない場合は職安法違反として
懲役6ヶ月の懲役又は30万円以下の罰金となります』
とのこと。
スゴイこと書いている。
文章のつぎはぎでここまで大上段なことを言うのか。
姓を聞くこと、住所を聞くこと、家族構成を聞くことは
罰を受けるほどの行為なのか?
その割には罰金を支払ったという企業のニュースはまだ流れていないようなのだが。
繰り返します。
管理人は 地元ハローワークや地元労働局、厚生労働省本省に電話で問い合わせても
未だに 納得のいく説明は受けていない。
他方、
入社した後は
会社は
少なくとも社会保険加入の手続きをするために
住所を聞くこと、家族構成を聞くことは必要であり、
もしもの通勤災害に備える為にも
住所を聞くことは必要であり、
所得税等の非課税交通費を計算するためにも
住所を聞くことは必要であり、
労働安全衛生規則等を遵守して
トイレや休憩室を確保するために
性別を把握しなければならない
義務がある。
採用前には聞いてはならない。
採用後なら聞かなければならない。
どうせ聞くなら いつ聞いても一緒のような気がするのですが、
誰が この公正な採用選考の基本 っていうのを作ったんだろう?
これ、法律でも何でもなくあくまでガイドラインのはずなのに?
なんで強制力がある様な強い表現なんだろう?
企業の「採用の自由」について 参考になるサイトはこちらです。
公正採用に対する違和感
以前 生徒に
「俺も首相秘書官になりたい。なれたら年収1000万超えだから。」って言われました。
『岸田首相、秘書官に自身の長男、翔太郎氏を任命』というニュースを見て
彼は言ったようです。
【就職の機会均等を確保するため】と厚生労働省がPRしているのに、
国家首相が自身の息子を秘書官に任命する。
機会の均等 も 公正採用も何もない。
首相自身の息子という究極のコネ採用。
生徒が怒るのに宥めることもできなかった管理人。